【現在展示のみ】短歌集『雲と待機』
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待つ時間と雲間の光の短歌集。 第三十三回文学フリマ東京にて頒布。 2021年発行 糸綴じ手製本、変形A6サイズ 本文47ページ ◆ いろんなことを踏みとどまって、いくつもの待機があって、まだその隙間から手を伸ばしているような気分です。(中略)でもきっと周りの世界がまた変わっていっても、私は知らないうちに何かを作っているだろうと思います。 (あとがきより) ◆ ハザードをそれぞれ灯し駅前のタクシーたちの光る脈拍 眠りとは静かな獣 今日もまた滑らかな尾を掴みそこねて 海のない場所に生まれて縦長の雨音という潮騒を聴く いちめんの金の実りの麦畑背中に乗せて歩く柴犬 部首の名をはなかんむりと間違えてくさかんむりの項は花園 ◆ ◎スマートレターにて発送いたします。 ◎イベントでの販売価格とは異なります。
待つ時間と雲間の光の短歌集。
第三十三回文学フリマ東京にて頒布。
2021年発行
糸綴じ手製本、変形A6サイズ
本文47ページ
◆
いろんなことを踏みとどまって、いくつもの待機があって、まだその隙間から手を伸ばしているような気分です。(中略)でもきっと周りの世界がまた変わっていっても、私は知らないうちに何かを作っているだろうと思います。
(あとがきより)
◆
ハザードをそれぞれ灯し駅前のタクシーたちの光る脈拍
眠りとは静かな獣 今日もまた滑らかな尾を掴みそこねて
海のない場所に生まれて縦長の雨音という潮騒を聴く
いちめんの金の実りの麦畑背中に乗せて歩く柴犬
部首の名をはなかんむりと間違えてくさかんむりの項は花園
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◎スマートレターにて発送いたします。
◎イベントでの販売価格とは異なります。